ノミ(主な用途・構造・穴をほる仕組み図)

定番工具&テクニック

主な用途

ノミとは材料を削ったり穴を掘ったりするために使う道具!!

一般的なノミは柄の部分の上部をカナヅチで叩いて使う

たたきノミといわれるものである!!

加工作業は柄の上部をカナヅチで叩いて材料を
少しずつ何度も削っていくことにより進んでいく!!

ノミのサイズは刀幅の違いで表されており、様々な種類があるが
DIY木工初心者は、たたきノミ3本(刀幅が9㎜、15㎜、24㎜)あれば
ほとんどの作業をすることができる!!

ノミの構造

基本的な使い方(持ち方・固定方法・基本姿勢等)

ノミの持ち方・固定方法等

ノミの柄をしっかり握り
材料の穴をほりたい場所
(墨線を引いた箇所)に
刃先をずれないように
合わせよう!!

写真のように
材料が動かないように
押さえて作業をすることが
大事だ!!

作業をする際の目線は
柄頭ではなく
刃先を見ておくことも
大事だ!!



柄をしっかり握り
カナヅチで柄頭を
真っ直ぐに叩くのが
基本だ!!

ノミの刃先は
鋭利なので
注意して
作業をしよう!!

穴をほる(基本的なやり方)

今回の作業は写真のように
ストッパーを使って
材料を固定してスタート!!

あける穴の墨線の内側に
ノミの刃を合わせる!!

墨線ギリギリ残す感じで
合わせよう!!

ノミの刃を墨線に合わせた後は
ノミの甲表を穴側に
向けてカナヅチで
しっかり打ち込んで
縦方向に溝をつけよう!!

上の写真の
ノミの穴をほる状況を
作図すると
こんな感じに
なっている!!

続いて
刃裏を上にして
ノミを斜めに打ち込んで
材料を掘り起こしていく!!

反対側も同様に
繰り返して穴を
あけていく!!

上の写真の
ノミの穴をほる状況を
作図すると
こんな感じに
なっている!!

ノミは木工作業の基本の道具

ノミの出番は電動工具に押されて少なくなっているが、組み手を作る場合などには
なくてはならない基本の道具である!!
使い方をマスターすると木工の世界が広がるぞ!!

※組み手とは材料と材料との接合部分に加工をして組み合わせることをいう!!
 ホゾ組みなど様々な加工方法があるぞ!!

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